体の至る所に起こる様々な症状についてわかりやすく説明します。

鼻づまりが片方に起こる原因は鼻中隔彎曲症!?

鼻づまりが片方に起こる原因は鼻中隔彎曲症!?鼻づまりが左右どちらかの片方に起こる原因として「鼻中隔彎曲症」という病気があります。鼻中隔とは、鼻腔を左右に分けている壁のことで、鼻の前方は軟骨で、奥の方へ行くと骨でできており、粘膜によって覆われています。どんな人でもある程度曲がっているのが一般的で、完全にまっすぐという人はむしろ少なく、鼻腔が左右対称の人はほとんどいません。しかし、極端に曲がっている場合、左右どちらかの片方が鼻づまりを起こしやすく、年中つまって不快な思いをされる人も多いです。鼻中隔彎曲症と聞くと、外見で鼻筋が曲がっているようなイメージを持たれる人も多いと思いますが、外見上のことではなく、あくまでも鼻組織の内部のことで、見た目で判断することできません。

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片方の鼻づまり以外の症状とは?

他の鼻の病気同様、鼻の通りが悪くなるため、口呼吸をして喉の乾燥を招いたり、痛みを感じることも珍しくありません。いびきがひどくなったり、眠りが浅くなって昼間に睡魔が襲って来ることもあります。頭痛というほどではなくても、頭重感があることは多く、頭や目の周りがなんとなく重く感じたりして、イライラが募ったり、集中力の低下、注意力散漫が見られます。長時間の仕事をする根気がなくなるため、職場でのミスなどには十分注意しなければなりません。片方の鼻づまりは強い不快感の原因となりますが、鼻炎や慢性副鼻腔炎(蓄膿症)などを合併している場合もあり、鼻水が喉の方へ流れる高鼻漏はさらにイライラを増長する原因となります。進行すると嗅覚障害や鼻血が出やすくなるのも注意する必要があります。

黄色い鼻水が止まらない時は?
 

鼻中隔彎曲症になる原因とは?

この病気の原因には、頭蓋骨や顔面骨、鼻中隔の発育過程の不調和にあるとされています。鼻中隔は、小児時代にはほぼ真っ直ぐで、成長するに従って鼻が高くなると同時に、鼻中隔の軟骨が急速に発達して行きます。これに対し、頭蓋骨や顔面骨はそこまでの急速な発達は見られず、これが原因で骨と軟骨の接合部が変型を起こし、鼻中隔が湾曲するものと考えられています。とはいえ、大人の90%近くがある程度の湾曲を起こしていることもあり、片方の強い鼻づまりなどの症状が出てはじめて、鼻中隔彎曲症の診断が下されます。まれに小児にも見られる病気なので、そこは要注意です。

 

この病気によりQOL(生活の質)が著しく低下する場合は、湾曲した軟骨と骨を除去する手術が行われています。もし片方の鼻づまりが強く、普段の生活に支障を来す原因となっているようであれば、耳鼻咽喉科の専門医に相談することが大切ですね。

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