体の至る所に起こる様々な症状についてわかりやすく説明します。

トイレが近いという病気に過活動膀胱があります!

トイレが近いという病気に過活動膀胱があります!「トイレが近い」という病気の1つに「過活動膀胱」が挙げられます。これは2002年に国際禁制学会で認められた比較的新しい病名ですが、日本では恐らく10人に1人の割合で発症しているともいわれている病気です。主な症状は、急に我慢できないほどトイレに行きたくなる「尿意切迫感」、日中、職場などでも頻繁に尿意を感じる「昼間頻尿(平均8回以上)」、夜寝ている時にも尿意を感じてトイレに行く「夜間頻尿(平均1回以上)」、急な尿意切迫感の直後に失禁してしまう「切迫性尿失禁」が挙げられます。男性の場合、トイレが近い原因として「前立腺肥大症」の場合もありますし、それが原因で過活動膀胱を起こしているケースもあります。また、女性特有のものでは、「腹圧性尿失禁」、もしくは両者を合併していることも考えられます。

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トイレが近い原因をさらに詳しく!

一般的に、成人では400~500mlの尿を膀胱にためることができますが、たった100ml程度しかたまっていないのに自然に膀胱の収縮が起こり、急激に尿意を催したり、意思に反して失禁してしまうことがあります。また、排尿の際に全てが出切らず、膀胱にかなりの量が残ることも問題です。そこに新たな尿が加わることで、トイレが近い状態が継続的に起こります。その他、膀胱自体が普通より小さくなるケースも考えられ、この場合、ため込んでおける量そのものが減ってしまうため、頻繁にトイレに行きたくなるのは当然のことといえます。一般的に、筋肉でできた袋状の膀胱に半分程度の尿がたまると、筋肉が圧力を感じて脳へ信号を出します。それはつまり尿意となって現れますが、健康な人であれば、膀胱のすぐ近くに位置する尿道括約筋が意思通りに働き、コントロールが可能となっていますが、この病気ではそれが上手く行きません。

 

過活動膀胱になる原因とは?

まず、誰も避けることができない原因として、加齢が挙げられます。人間歳をとれば、脳への神経伝達が若い頃より劣って来るのは当然のことです。また、加齢による問題は、男性では前立腺肥大、女性では骨盤底筋のゆるみを引き起こすことです。とくに女性の場合は、加齢に加えて出産やホルモン分泌が影響して、筋力自体が低下してしまいます。すると、膀胱や尿道などを支える力が弱くなり、失禁につながってしまいます。女性の尿道は男性の約6分の1程度で4cmほどしかありませんので、もともと尿漏れを起こしやすいのです。また、過活動膀胱では脳からの信号が上手く伝わっていないというトラブルが考えられますので、認知症をはじめ、脳卒中や脊髄損傷などの後遺症として現れることが予想されます。
男性の残尿感の原因は?
 

トイレが近いと日常生活に支障が!

切迫性尿失禁などがあると、外出するのも億劫になったり、職場での会議中なども不安が募って集中できない状態になることも珍しくありません。友人と喫茶店で会話するにしても、トイレが近いと頻繁に席を立つ必要も出て来ます。また、この病気を悪化させる原因として、水分不足、便秘、アルコール摂取、カフェインの摂り過ぎ、冷え性、唐辛子などの刺激が強い食べ物を好む、などが挙げられます。怖くて水分を摂れないという人も多いですが、それでは腎臓に負担が掛かってしまいます。過活動膀胱は現在薬である程度改善できるとされており、泌尿器科で一度相談してみると、不安を解消できる可能性は高いです。

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