体の至る所に起こる様々な症状についてわかりやすく説明します。

40代女性の尿漏れの原因は腹圧性尿失禁が圧倒的に多い!

尿漏れ

40代女性の尿漏れの原因は腹圧性尿失禁が圧倒的に多い!女性も40代に入ると「尿漏れ」に悩む人が増えてきます。そして度々起こりがちなのが「腹圧性尿失禁」という症状です。腹圧性ということで、お腹に力が入る全ての動作で尿漏れが起こりやすくなります。例えば、重いものを持ったり、大声で笑ったり、咳やくしゃみ、しゃっくりをするだけで、尿が少しだけ漏れてしまう経験をした女性は多いのではないでしょうか。また、テニスやゴルフ、エアロビクスなどのスポーツでも瞬間的に腹圧が高まるため、健康な中高年女性の尿失禁の約6割が腹圧性失禁であるとされています。尿漏れの量や頻度は人によって千差万別ですが、人によっては座った状態から立ち上がっただけで起こる場合もあります。この症状はとくん40代に入った頃から増え始め、遅かれ早かれほとんどの女性が経験するともいわれていますが、それはなぜなのでしょうか?

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40代になると骨盤底筋群が弱ってくる

腎臓で作られた尿をためておく膀胱は、骨盤の中に存在する臓器です。そして骨盤内臓器は骨盤底筋群というたくさんの筋肉によって支えられています。しかし、女性の場合は出産を経験するごとにこの筋肉群が弱ってしまい、次第に伸びてしまう現象が起こります。同時に、骨盤内臓器も下に下がってくると、尿道が締まりづらくなって尿漏れの原因となります。女性は胎児を子宮内で育てる必要がありますので、骨盤底筋群が次第に弱って来ることは仕方のないことです。
トイレが近い人は過活動膀胱も!
 

女性の体の構造も原因の1つ

さらに、女性の尿道の長さは4cm程しかなく、しかも直線的なので、腹圧がかかると勝手に膀胱が収縮して尿が漏れやすくなっています。それに対し、男性の場合は、尿道の長さが15~20cm程もあり、途中2ヶ所で曲がっています。尿道の周りも前立腺で包み込まれていますので、逆に前立腺肥大によって尿漏れしにくくなる特徴があります。もともと女性は排尿を司る尿道括約筋の力も弱く、膀胱内の尿の重さが尿道の方に向かってかかりやすくなっていることも失禁しやすい理由となっています。40代になれば、出産経験や加齢などによって誰もが尿漏れを起こしやすいので、無闇に恥じたり、心配する必要はありません。

 

尿漏れの悩みを解消するには?

症状がひどい人の場合、「薬による治療」「外科的治療」「電気で骨盤底筋を刺激する方法」などが現在行われています。外科的治療とは、尿道の粘膜にコラーゲンを注入して筋力をアップさせたり、尿道スリング手術といって、尿道を吊り上げたり、ぐらつきを抑えるための手術です。そこまでの必要がない女性の場合、簡単な体操などが効果を発揮するともいわれています。仰向けに寝たままで行なったり、四つん這いの姿勢や椅子に座った状態でも簡単に行える体操です。基本的にどれもお腹に一切力を入れず、肛門や膣、尿道を締めるように意識を集中させて訓練します。はじめはどうしてもお腹に力が入ってしまいますが、慣れてくと徐々にできるようになるはずです。40代女性で尿漏れが気になる方は試してみるのも良いかと思います。

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