体の至る所に起こる様々な症状についてわかりやすく説明します。

不整脈の原因と症状・危険な病気が絡んでいることも!?

不整脈 原因 症状

不整脈の原因と症状・危険な病気が絡んでいることも!?不整脈とは、様々な病気が原因となって起こる「拍動の速さやリズム」に乱れが生じた状態をいいます。心臓は自らが発する電気信号により拡張と収縮を繰り返えす「拍動」を行っており、脈拍が一定した大きさと間隔で規則正しく触れている状態を「整脈」と呼ぶのに対し、心臓の「刺激伝導系」に異常が起こり、脈拍が乱れた状態を「不整脈」と呼んでいます。

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不整脈の原因とは?

心臓には「洞結節」と呼ばれる部分で作り出される電気信号により、「房室結節」「ヒス束」「右脚・左脚」「プルキンエ線維」という順番に伝わって拍動を起こす「刺激伝導系」という経路が存在することで拍動を繰り返しています。

 

この刺激伝導系に影響を及ぼして拍動を乱れさせる原因には、心臓に関する異常やそれ以外の様々な病気が関与している場合があります。不整脈の原因となる心臓の異常では、「心筋梗塞」などが有名ですが、心臓内の血液の逆流を防ぐための「弁」に異常が見られる「弁膜症」や、心臓の筋肉が拡張したり、肥大したりする「心筋症」などが挙げられます。
 
不整脈 原因 症状
 

また、「心房細動」「心室細動」「洞不全症候群「房室ブロック」なども深く関与しています。その他、心臓の働きに関しては、もともと生まれ持った遺伝子が原因となって不整脈が現れやすい体質の人も少なくありません。

 
その他の原因疾患としては、「高血圧」「甲状腺の病気」のほか、「サイコイドーシス」などの聞きなれない病気が悪影響している場合が考えられます。また、薬を服用している人も同じように脈が一定しない状態に陥ることも珍しくありません。

 

もちろん病気と呼べないまでも「疲労」「ストレス」「飲酒」「喫煙」「運動」などの要素も自律神経系のトラブルを引き起こしやすいため、不整脈の原因となり得るものです。激しい動悸や息切れが目立つケースでも全身の病気が原因の場合もあることを理解しておきましょう。
 
不整脈
 

不整脈のタイプ

通常、健康的な人の脈拍は、安静時で50~100回ほどとされ、一定の目安となっています。よって、これよりも少ないという場合は「徐脈性」の不整脈と呼ばれ、逆に目安より多いという場合は「頻脈性」のものと判断されています。また、規則正しい拍動の合間に、タイミングがずれて少し速い脈を打つものが含まれる「期外収縮」というタイプも存在します。

 

いずれにしても、何らかの病気が影響していることがほとんどですから、検査を受けて自分の体に何が起こっているのかを把握しておくことは大切です。発作などが起きた時の対処法についても確認しておくと安心ですね。

 

不整脈で見られる症状とは?

まず、徐脈性のものでは、さほど症状が出ないことも多いです。ただし、運動をした際などに「息切れ」や「だるさ」を感じたり、拍動の間隔が長すぎて「めまい」「ふらつき」「失神」などを起こすこともあります。もし坂道や階段を上がる際に、息切れが激しくなったり、ひどく疲れるようなことがあれば、何らかの病気で不整脈が起こっているのかもしれません。

 

また、頻脈性の場合は、主な症状として動悸が挙げられます。脈のスピードが上がりすぎると、「胸の苦しさ」や「失神」の危険性もあります。とくに「心房細動」などの心臓病が原因の場合、胸がドキドキして、しばらく横になって休んでいないとすぐには改善しないこともあります。心筋梗塞を起こす危険性もあるため、早期に治療を開始する必要があるでしょう。

 
不整脈 原因
 
その他、不整脈で現れる症状には「体が揺れているような感覚」を訴えることもあります。主に「心房粗動」や「発作性上室性頻脈」などで起こるもので、通常、心房と心室がずれて拡張・収縮を繰り返して血液を運ぶのに対し、リズムが乱れて両者の収縮が同時に起こることで拍動を強く感じて、体が揺れているような症状を感じるケースもあります。

 

不整脈で注意が必要な病気

まず徐脈性不整脈では、「洞不全症候群」や「房室ブロック」は心臓の電気信号系に障害を来し、心停止が起こして死に至ることがある病気です。心房や心室をつなぐ経路のどこかで信号が途絶えてしまうことがあるため、治療を必要とします。

 

自覚症状がとくに出ないことも多いですが、息切れなどが気になる場合は一度検査を受けて原因を調べることで、病気の存在に気づくことも可能です。

 
不整脈 症状
 
頻脈性不整脈を起こす「心房細動」は心房の中で血液がよどみ、血の塊(血栓)を作ることが考えられます。血栓は血流に乗って脳へ運ばれ、脳の血管を詰まらせる「脳梗塞」を起こす原因となるものです。もちろん、背景に「高血圧」や「甲状腺機能亢進症」「弁膜症」がある場合も十分な注意が必要です。血液をサラサラにして固まりにくくする「ワルファリン」などの薬を服用している人も非常に多いです。
動悸・息切れの原因は心房細動かも!?
 

また、「心室頻脈」から「心室細動」に移行すると、突然死の危険性が高まってしまいます。心室細動は必ず病院で治療を受ける必要がある病気です。とくに心筋梗塞を以前に経験した方は要注意です。

 

不整脈を起こす原因は心臓以外の病気が関与していることも多いため、動悸や息切れなどが目立つという方は一度詳しい検査を受けて、治療が必要であればすぐに開始して下さい。

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