体の至る所に起こる様々な症状についてわかりやすく説明します。

胃もたれ・吐き気の原因と解消法!慢性胃炎の可能性も!?

胃もたれ 吐き気

胃もたれ・吐き気の原因と解消法!慢性胃炎の可能性も!?「胃もたれ」が続いていたり、ムカムカとした「吐き気」を伴う場合、胃の「消化機能低下」や、何らかの「病変」が原因となっている可能性があります。最悪のケース、つまり「胃ガン」に移行することを考慮すると、あまり軽視することもできません。大量にお酒を飲んだり、油っこい食事をとったりと、食生活が乱れがちな人は用心を怠らないようにして下さい。

 

とくにサラリーマンを長年やっているとストレスも蓄積されて来ますし、年齢を重ねるごとに胃の機能も当然のように低下して来ます。慢性的な胃もたれや吐き気に悩んだり、胸焼けや呑酸、膨満感、ときに胃痛となって現れることもありますので、その原因や解消法を知識の中に入れておきましょう。

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胃もたれ・吐き気の主な原因

基本的に、胃もたれは食べ過ぎなどで胃の機能が低下して、食べ物がスムーズに消化されず、十二指腸へ流れて行かないことが原因で起こります。深夜までお酒を大量に飲んだり、油物をたくさん食べたりした後は、誰もが経験するものです。

 

とくに「脂肪」は十二指腸へ送られてはじめて分解されるため、胃の中で滞留している間は胃が重苦しくて、時には吐き気を感じることもあるかと思います。この場合、時間の経過や市販の胃腸薬などで解消されるケースがほとんどです。また、他の原因として下記のようなものも挙げられます。

 
胃もたれ 原因
 

・加齢やストレス
40~50代になると、だんだん胃の働き自体が弱くなります。そこへストレスが関与すると、自律神経が狂い始め、ますます慢性的な胃もたれを起こしやすくなります。「仕事上のトラブル」「管理職の責任」「夫婦間の問題」「子どもの進学」「親の介護」などがあれば、胃への負担も。

 

男女関わらずストレスが蓄積され、胃へのダメージも同様に蓄積されていきます。寝る前に食べたものが、翌朝まで残ってムカムカすることも珍しくありませんので、夕食後は飲食を控えた方が良さそうです。

 

・胃の形状によるもの
胃の形が曲がっていたり、胃下垂の人などは、食べ物が上手く流れて行かず、滞留しやすくなっています。食欲不振になったり、逆にどんなに食べても太らないといった特徴があります。

 
吐き気 原因
 
・慢性胃炎
胃粘膜が継続的に炎症を起こし、慢性化した状態。原因として、ピロリ菌感染が主ですが、粘膜を傷付ける要素は他にもあります。アルコール、コーヒー、唐辛子などの刺激物や、食生活の問題(暴飲暴食など)、不規則な生活習慣、ストレスなども大きく関与しています。

 

胃もたれ、吐き気の他、食欲不振に陥ることもあります。ただし、慢性胃炎の半数以上の患者さんは「無症状」ということもあり、胃カメラなどの検査を怠ることで知らず知らずに放置され、悪化した時には怖い病気を患っていることも少なくありません。

 

・萎縮性胃炎
慢性胃炎から移行するもので、胃粘膜が萎縮して胃酸を分泌する機能が低下した状態です。消化速度も遅くなり、胃もたれの原因となりますが、それ以上に怖いのが「腸上皮化生」からの胃ガンへの移行です。腸上皮化生とは、胃に小腸や大腸に似た組織が生じるもので、ガン化の危険性が高まる病変を呼んでいます。

 

・機能性胃腸症
胃に器質性異常(潰瘍、炎症、出血など)が見当たらないのに、胃痛や胸焼け、胃もたれ、吐き気などを訴える病気です。内視鏡やX線検査でも病変が見つからないため、最近では「機能性胃腸症」と呼ばるようになりました。胃に器質性のトラブルは認められませんが、確実に機能性のトラブルが生じていることになります。
胃もたれや胸焼けの原因・機能性胃腸症の解消法は?
 

・胃ガン
胃もたれの他にも「みぞおち(心窩部)」の痛みや吐き気、嘔吐、胸焼け、げっぷ、腹部膨満などがあれば、胃ガンを疑う必要も出て来ます。ただし、初期症状と呼べるものは乏しいため、ある程度進行している可能性が高くなります。

 

慢性胃炎を長期間放置していると、胃の粘膜に欠損が生じ、これを補おうとして粘膜が過剰生産されます。これにより胃に「炎症性ポリープ」が多発して、その一部に「ガン」が発生していることがあります。まれなケースですが、安心はできません。ガンは老化現象の1つとされ、高齢になるほど発症しやすくなります。

 

胃もたれや吐き気の解消法

市販の胃腸薬などでも解消されない場合、速やかに胃の検査を受けて下さい。機能性胃腸症と診断されることもありますが、慢性胃炎の場合は1つ1つ原因を探って行く必要があります。刺激物やアルコール、喫煙を好む人はとくに要注意です。

 
胃もたれ 吐き気 原因
 
胃酸の分泌が多い時は「胃酸分泌抑制薬」「胃粘膜保護薬」などで改善を図ります。胃の運動機能を高めるため、「運動機能改善薬」も処方されます。また、萎縮性胃炎とともにピロリ菌感染が発覚した場合、胃ガンのリスクを下げるために抗菌薬での除菌なども行われます。

 

その他、予防法として、バランスを重視した食生活や規則正しい生活習慣、ストレス解消を心がけることが大切です。イライラや神経の興奮を鎮めるために、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが豊富な野菜や魚、ナッツ類を多めにとるようにすると、胃もたれや吐き気の解消とともに予防にも繋がります。

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