体の至る所に起こる様々な症状についてわかりやすく説明します。

胃潰瘍の原因はストレス処理が難しい体質にある!?

胃潰瘍 原因

胃潰瘍の原因はストレス処理が難しい体質にある!?「胃潰瘍」や「十二指腸潰瘍」の原因はストレスにあるといわれますが、その多くは個人が持っている「体質」というものが関与していると考えられています。慢性潰瘍の患者さんがいったん治ったとしても、5年以内に再発するケースが約80%もあることから「胃潰瘍を作りやすい体質」の人がいることは事実です。もともと発症しやすい体質の人がストレスを受けやすい環境にいることが発症・再発の原因であることは間違いありません。

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胃潰瘍の原因は体質とストレス!

体質は、生まれながらに持った「先天性」のものばかりではありません。「親から譲り受けた遺伝に加え、環境によって培われた個人の精神的・身体的特性」を意味します。したがって、その人の「形質」「素質」「気質」が胃潰瘍の原因となっていることは否定できず、この3つの『質』は置かれている環境に左右されるものです。具体的に挙げると、下記の通りになります。

 

・形質
体型のことを意味するもので、「やせ型」「肥満型」などのことです。一般的にやせ型と呼ばれるタイプの人は、胃下垂などで胃の働きが弱く、逆に肥満型の人は心筋梗塞や脳梗塞といった循環器系の病気を発症しやすいといわれています。

 

・素質
これは、外的刺激に対して「体がどのような反応を示すか」というもので、ストレスを感じやすい人と感じにくい人など、素質が強く関与している部分が大きいといえます。たとえストレスを感じていても、上手にしのいだり発散できる人もいれば、溜め込んでしまうタイプの人もいます。

 

・気質
気質はいわゆる「性格」を意味するもので、「完璧主義」「几帳面で神経質」「過去の失敗をいつまでも引きずる」「人前で感情を口に出さない」「頼まれると断れない」などのタイプの人は、日常生活で精神的にも肉体的にも無理をしやすく、ストレスを自分で抱え込んで胃潰瘍の原因を作りやすいタイプといえます。

 
環境 ストレス
 
◎環境(体質を形成する一要因)
環境は、その人の体質を作り上げることに一枚も二枚も絡んでいるといえますが、無理をせずに済む状況下にあれば、胃潰瘍を未然に防ぐことも可能です。しかし逆に、どんな気質を持っていても仕事が異常なほど忙しいなどの無理が続くと、誰でも発症・再発の可能性はあるものです。

 

他にも胃潰瘍の原因は身の回りに多数存在!

前述した体質や環境、ストレス以外にも発症しやすい危険因子は多いものです。主に下記のようなライフスタイルの持ち主は改善することも増えてくるかと思います。

 

・不規則な食生活
胃という臓器は、1日三食の食事に合わせて規則正しく活動します。夜寝る前に過食すれば、朝ごはんを抜いたりすることも増えるかと思います。胃の中が空っぽになっても胃液の分泌はある程度保たれているため、強酸性の胃液がもろに胃粘膜を刺激することになり、胃潰瘍の原因を自ら作っていることになります。

 

・睡眠不足
睡眠は体や脳を休めるだけではなく、持続するストレスをいったん断ち切るという大きな役割を果たすものです。寝不足や不眠があれば、これをリセットすることができず、不安や緊張感が持続する悪循環に繋がります。ただの夜更かしはもちろん厳禁となります。

 

・喫煙
タバコは胃粘膜の血流を低下させる作用があります。胃潰瘍の発症自体には深く関与していませんが、再発を繰り返す大きな危険因子となっています。

 
胃潰瘍 タバコ
ピロリ菌感染による胃潰瘍の危険度は?
 
・アルコール
お酒を飲む時は胃粘膜に負担をかけないよう軽い食事を取りながら飲むことが大切です。また、アルコール濃度の低いものから飲むように心がけましょう。

 

・他の病気や治療薬
肝臓病や腎臓病など、他の病気を併発している場合も潰瘍を作りやすくなっています。その他、非ステロイド系鎮痛剤の服用などにより、胃の中に炎症や小さな潰瘍を作ることがあります。とくに深い慢性潰瘍では再発の危険性が高まります。

 

何がストレスかを自覚することが大切!

「職場での対人関係がうまく行かない」「職業自体が自分に合っていない」などは自覚することができると思います。しかし、忙しくて時間に追われていたり、自分の感情を抑制する必要があるシーンの連続は、自分でもストレスに気付かないことがあります。とくに「子どもの頃から表現することが不得意だった」という人は、知らず知らずに精神的な緊張が続いています。

 
胃潰瘍 原因 ストレス
 
また、寝不足気味の人は、知らないうちに溜め込んだストレスを翌日に持ち越すことになります。胃潰瘍の発症や再発を予防するには、自分の体質と環境をよく見極め、「何が精神的な負担」となっているかを自覚し、その対処法を探すことが最も大切であると考えます。

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