体の至る所に起こる様々な症状についてわかりやすく説明します。

指の関節が痛い・腫れもある・第一、第二関節に症状があれば?

指の関節 痛い 腫れ

指の関節が痛い・腫れもある・第一、第二関節に症状があれば?「指の関節が痛い」「腫れもある」などの症状がある場合、その原因の1つとして「指の変形性関節症」が疑われます。この病気は、加齢に伴い関節をつなぐ軟骨がすり減り、関節骨が変形することで腫れや痛みが現れるものです。通常、膝や腰などに多く見られる疾患ですが、更年期以降の女性では、指の第一、第二関節に症状が及ぶケースが非常に多く、発症率は男性の約10倍ともいわれています。

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中高年の女性の中でも、とりわけ指を使う仕事をしている人は発症する可能性が高く、単に指の関節が痛いというだけでなく、腫れも手伝って「指が曲がらない」「小さい物をつかむのが困難」といった不都合が生じて来ます。関節リウマチとの鑑別も必要であるため、似たような異常があれば整形外科を受診して、詳しい検査を受けることも大切です。

 

指の第一関節が痛い時はヘバーデン結節!?

指の関節に起こる変形性関節症の原因は、「加齢・老化現象」「指先の酷使」によるものと考えられていますが、とくに指の先端に近い「第一関節」に生じた腫れや変性を「ヘバーデン結節」と呼んでいます。最も発生頻度が高い部位となります。

 

はじめは柔らかな腫れが気になり、物をつかもうとする際に痛みが現れることが予想されます。疼痛や熱感、発赤を呈することもあります。進行すると指の関節の「曲げ伸ばし」が難しくなったり、強く握ることができなくなったりします。

 
第一 第二関節
 
ヘバーデン結節の特徴は、進行すると骨が飛び出して腫れているかのように硬くなり、「いぼ」のようなものができることもあります。出っ張った骨の「骨棘(こつきょく)」ができて、骨の弾力性も失われて行きます。慢性化しても患部を触ると柔らかい「関節リウマチ」とは一線を画すものです。

 

病状の進行に関しては、半年から数年で症状も落ち着き、痛みもなくなって行きますが、残念ながら骨の変形は治りません。ただし、QOL(生活の質)を著しく落とすような変形ではありませんので、過度な心配は必要ありません。

 

また、指の第二関節が腫れたり、変性している場合を「ブシャール結節」と呼んでいます。基本的にはヘバーデン結節と同じような経過をたどりますが、関節リウマチの症状に「指の第二、第三関節(指の付け根)、手首などの腫れ」があるため、医師による正確な診断が必要となるでしょう。尚、この2つの結節では「朝起きた時の手のこわばり」などは現れないとされています。

 
指の関節 腫れ
朝の寝起きに指の関節が痛い人は?
 

指の関節が痛いと感じたら?

もし指の第一、第二関節のどちらかに強い痛みを感じたり、しこりや腫れがある場合は、整形外科を受診して、問診、診察、さらにX線検査などで骨の異常などを確認して頂く必要があります。関節骨の異常が認められた場合、変形性関節症と診断されます。

 

症状がつらいという場合は、患部をテーピングで固定した上で安静に努めます。湿布薬、軟膏などによる局所療法の他、消炎鎮痛剤を使うこともあります。まれに骨の変形がひどくなることがあるため、場合によっては手術というケースも、念のため想定しておきましょう。
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