体の至る所に起こる様々な症状についてわかりやすく説明します。

原因不明の歯の痛みは非定型歯痛の疑いも!?

原因不明の歯の痛みは非定型歯痛の疑いも!?原因不明の歯の痛みは「非定型歯痛」の疑いがあります。この病気は、虫歯や歯にひびが入ったりなどの異常が一切見られないのに、じんじんするような虫歯に近い慢性的な痛みが1日中続くもので、この病気によって日常生活に支障を来し、10年以上も原因不明のまま苦しんでいる人が多いといわれています。

 

歯科医に相談して歯の神経を抜く治療をしてもらったり、抜歯をしてもらっても症状が改善されず、歯茎に痛みが残ったままの場合がほとんどです。それどころか、他の歯に次々と痛みが飛び火して、余計に悪化の一途をたどるという非常に厄介なものです。「非定型歯痛」の原因は歯にあるのではなく、心理的な要因が複雑に絡んでいるものと考えられています。

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原因不明の歯の痛みはいつから?

非定型歯痛の患者さんのうち、虫歯などの歯科治療を受けていた頃から痛みがはじまったという人が実に7割にも上るとされています。治療を受けた際、予想していたものよりはるかに痛みが強く、それが脳の神経中枢に記憶されて強いストレスを感じたことがきっかけになることもあるようです。

 

また、家庭内のトラブルなどで精神的ストレスや疲労が溜まって発症することもありますし、そのような時期に歯科治療を受けたことで症状が現れるようになった人も多いといいます。いずれにしても、口腔顔面痛専門医と精神科などの医師との連携が治療の鍵となるようです。
 
原因不明 歯の痛み
つらい口腔顔面痛の症状とは?

 

非定型歯痛の患者さんの苦しみ

歯科医で治療を受けても改善されない場合、総合病院の口腔外科で診てもらったり、慢性骨髄炎などの可能性もあるため骨の中を掻爬する手術を受ける場合もあります。もちろん痛み自体の改善は認められず、今度は麻酔科(ペインクリニック)などで神経ブロック注射や薬物による神経痛の治療を受けることが多いのですが、これでも症状の緩和は難しいようです。

 

つまり、虫歯や親知らずの抜歯などの歯科治療で神経が障害された訳ではなく、その際に感じた強い痛みや不快感、歯科医師への不信感などがきっかけで脳に何らかの変調が出るのではないかと考えられています。
 
非定型歯痛
 

非定型歯痛の改善策

このような原因不明の痛みや不定愁訴が現れた場合、自律神経失調症という診断名が付けられることもありますが、精神科で診てもらうと「疼痛性障害」の1つとして三環系抗うつ薬が処方されています。非定型歯痛から強烈な顔面痛に発展する「非定型顔面痛」などにも効果が期待できるもので、痛みが完全に消失する人もいます。

 

もちろん薬物だけに頼っている訳にも行きませんので、痛みから意識を逸らすことで改善を図る「認知行動療法」も必要とされています。原因不明の歯の痛みや顔面痛でお悩みの方は精神科での受診も検討してみてください。また、複数の歯科医に無料相談出来る下記のサイトで質問するのもお勧めです。

歯チャンネル88

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