体の至る所に起こる様々な症状についてわかりやすく説明します。

鼻血の原因・子供・大人・女性の病気とは?

鼻血

鼻血の原因・子供・大人・女性の病気とは?鼻血の原因には様々なものがあり、背景に重篤な病気が隠れている場合もあります。数分で止まるような場合はほとんど問題ありませんが、出血が長く続いたり、頻繁に鼻血が出たりすると心配ですね。子供や大人でも原因が異なる場合もありますし、女性特有のものも存在しています。そこで、突然の出血に備えて理解を深めておくと幾分安心できるかと思います。まず、鼻出血(鼻血)は鼻粘膜の血管が損傷したり、腫瘍ができている場合などに起こります。それだけでなく、全身に潜む病気が原因ということも十分考えられますので、決して楽観視しないようにして下さい。

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鼻血はキーゼルバッハ部位からの出血が最も多い!

最も多いのは鼻腔を左右に分けている鼻中隔の粘膜からの出血で、全体の約80%を占めています。キーゼルバッハ部位というのは、とくに鼻の穴から1cm程度入ったところで、毛細血管が発達して網の目状に張り巡らされており、さらに表面に浮き出ている形になっている部位です。発見者の名前が付けられたこの部位は、僅かな刺激でも粘膜が傷つきやすく、血管が切れることにより鼻血の原因となりやすい特徴があります。とくに子供の場合、鼻の穴に指を入れたり、アレルギー性鼻炎のかゆみで鼻をこすったりするだけで出血しやすくなっています。

 

ほんのちょっとの刺激でも鼻血の原因に!

キーゼルバッハ部位では、刺激の強い食べ物を一度にたくさん食べたり、興奮したり、のぼせたりするだけでも血管が切れやすくなっています。もともと鼻は、外からの冷たい空気を温めて体内に入れるエアコンのような役割を果たしています。とくにこの部位では、空気を血液の温度によって温めやすいように、毛細血管が網の目のように張り巡らされ、血管壁も非常に薄くなっています。尚且つ、鼻の穴の入口から近く、外傷も受けやすい部分ですので、鼻血の原因の中で最も多いのは当然のことといえます。
 
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子供も大人も黄砂や大気汚染に要注意!

中国から飛来してくる黄砂は鼻粘膜を傷つけることがあります。また、pm2.5などの大気汚染物質も驚異です。子供でも大人でも、比較的鼻血が出やすい人はマスク着用は必須といって良いでしょう。

 

大人の場合、怖い鼻血の原因も!

中年以降になると、高血圧や動脈硬化といった生活習慣病も増えてきます。そのため血管がもろくなっている人も少ないとはいえません。鼻の奥には太い動脈が走っており、これが破れて出血する場合があります。動脈ということもあり、大量の鼻血が出ることもあるため、普段からの節制も必要かと思います。また、鼻を噛んだ際、ティッシュなどに少量の血が混じっていることがあります。1度や2度ならまだしも、何日も続くようなら副鼻腔に腫瘍ができている可能性も否定できません。出血性の鼻ポリープ(鼻茸)や炎症によるものもありますが、上顎がんの疑いがあるため、早急に検査を受けて下さい。

 

女性特有の代償性月経も!?

鼻血の原因となる全身的疾患は非常に多く存在します。例えば、血液に関する病気では、白血病や血小板減少症、血友病などがあります。また、前述した高血圧や動脈硬化などの循環器系疾患もその1つです。糖尿病や腎不全の他、肝硬変も出血傾向が強くなります。その他、脳溢血なども怖い病気です。女性の場合、「代償性月経」といって、月経の遅れや出血の少なさが原因となって、その代わりに他の部位で出血傾向が強くなります。もちろん鼻血もその1つとなります。

 

鼻血を止める方法は?

鼻血を止めるために上を向く人がいますが、仰向けになるとのどに血液が流れ込むため、むしろ危険とされています。指で鼻をつまんで少しうつ向き加減にすると、血液凝固因子の働きによって数分で止めることができます。綿栓を使う場合も、1度挿入したら交換する必要はありません。もし、これで止まらないということになれば、傷から血管が飛び出していたり、他の重篤な病気の可能性も出て来ます。また、心臓病などの治療薬であるワーファリンなどを使用している方は、鼻血が止まらないこともあるかもしれません。すぐに主治医に相談して下さいね。

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