体の至る所に起こる様々な症状についてわかりやすく説明します。

片方の目の奥が痛い群発頭痛の原因・症状・対処法!

片方の目の奥が痛い群発頭痛の原因・症状・対処法!「片方の目の奥が痛い」というのは、群発頭痛の典型的な症状です。1次性、機能性頭痛の中で痛みが最も激しく、「まるでキリや火ばしで目の奥をえぐられるような痛み」と例えられるほど強烈なものです。

 

くも膜下出血や脳梗塞など、他の原因よる2次性のものではありませんので、命に関わることはまずありませんが、痛みの強さやその頻度という面では、それ以上のつらさがあるといわれています。群発頭痛発症のメカニズムは全て解明されている訳ではありませんが、その特徴や誘発する原因となるもの、対処法などをご紹介します。

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群発頭痛の特徴

群発頭痛は20~30代の比較的若い人に多く、女性よりも男性の方が圧倒的に発症しやすいといわれています。頭痛が起きる頻度は1年に1~2回程度が一般的ですが、一度発作が始まると約1~2ヶ月間は毎日のように発作が起こります。この期間は「群発期」と呼ばれていますが、春先や秋口などの季節の変わり目にこれを迎える人が多いとされています。

 

就寝後から朝方にかけての夜間に痛みが襲ってくる場合が多いのも特徴的です。人によって頭痛が起こる時期や時間帯がほぼ決まっているため、ある程度発作の予測ができるのも特徴の1つです。

 

1回の頭痛発作は約20分~3時間で、1日に起こる頻度は0.5~2回くらいです。片頭痛に見られる閃輝暗点(目の前に星や光が現れてまぶしくなる)が5~10分続いた直後、痛みが襲ってくる人もいます。

 
片目の奥が痛い
 
また、強烈に片方の目の奥が痛くなる群発頭痛では、痛む部位が左右逆転することはほとんどありません。群発期に入ると、いつも決まった方の片側だけに症状が出ます。そして寛解期に入ると一切発作が起こらないのも特徴的です。

 

頭痛以外の症状

頭痛と同じ側に自律神経症状が合併します。目の充血や涙、鼻水、鼻づまりの他、まぶたの垂れ下がりや腫れなどを伴います。全て片側だけに現れる症状です。また、群発頭痛の発作は「じっとしていられない痛み」といわれています。自分で頭を壁にぶつけたり、拳で壁を叩いて骨折する人もいるくらいです。

 

動き回ったり転げ回ったりすることはよくあることで、頭や体を動かして少しでも痛みを軽減したいという表れでもあります。激痛のあまり体に力が入るため、首や肩の筋肉がこわばりやすくなります。

 

群発頭痛の原因

群発頭痛は目のすぐ後ろを通る血管(内頸動脈)に炎症が起きることで発症します。私たちの脳の視床下部には体内時計が備わっていますが、これが乱れてしまうと内頸動脈を取り巻く三叉神経にその情報が伝わり、三叉神経が「痛みの情報」と誤認して炎症物質を放出します。

 
群発頭痛
目の奥の痛みは眼精疲労も!
 
これにより内頸動脈は拡張したり炎症を起こしたりして、さらに三叉神経を刺激して痛みを起こすと考えられています。また、三叉神経節には帯状疱疹ウイルスが潜伏していますので、それが再活性化することで炎症が起きるのではないかと考えられています。

 

急激に片方の目の奥が痛いと感じたら

早期に頭痛外来などの診察を受けて、予防薬や痛みを緩和する薬を処方してもらいます。発作が起きた時は窓を開けて深呼吸すると症状が幾分緩和される人もいるようです。群発期には禁酒して下さい。この時期にアルコールを摂取すると100%発作がおきます。

 
片目の奥が痛い
 
タバコも鼻の奥の神経節を刺激しますので要注意です。その他、群発期ではお風呂に浸からずシャワーだけにして血流をアップさせないようにします。寛解期にも生活のリズムを整え、体内時計が狂わないように規則正しい生活を心がけましょう。

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