体の至る所に起こる様々な症状についてわかりやすく説明します。

手が黄色い原因はみかんによるもの?他の重篤な病気は?

手 黄色い 原因

手が黄色い原因はみかんによるもの?他の重篤な病気は?冬になると「手が黄色い」という現象が起きて、人によっては「何らかの重篤な病気が原因ではないか」と心配になることも多いと思います。また、極度に手のひらや足の裏などが黄色い状態になると、見た目上、恥ずかしさを覚えることも。

 

そのほとんどは「みかんの食べ過ぎ」が原因で起こる「柑皮症」と呼ばれるもので、肝臓病などの「黄疸」とは全く異なるものですから、健康上の心配は必要ありません。ただし、注意すべき点もいくつかあるため、柑皮症やその他の病気についても紹介したいと思います。

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手が黄色い「柑皮症」の原因とは?

みかんを食べ過ぎたりして、手のひらや足の裏だけが黄色に変色するのは、血中に「カロチノイド色素」が増加して、皮膚に沈着して着色した状態です。「カロチン血症」と呼ばれ、とくに角質層の厚い掌蹠(手のひら、足の裏)に黄色調の色素沈着が生じるものです。

 

カロチノイド色素は「カロチン」と「キサントフィル」に分類され、みかんなどの「柑橘類」をはじめ、「ニンジン」「カボチャ」「トマト」などの果物や野菜、「海苔」「卵」「バター」などにも含まれています。よって、これらの食品の過剰摂取が原因で、手が黄色いという状態を招いています。

 
カロチノイド
 
ほとんどの場合、自分で手のひらを見て気付くことになりますが、他にこれといった症状もなく、「眼球結膜(白目の部分)」が黄色に染まってないない場合は心配ありません。ただし、「糖尿病」「粘液水腫」「ネフローゼ症候群」など、「脂質異常症(高脂血症)」の人は柑皮症になりやすいため、カロチンを多く含む食品の摂り過ぎに注意して下さい。

 

手が黄色い原因・危険なケース!

手が黄色いというだけでなく、顔や目の白い部分も同じように染まって来たら「黄疸」が出る病気を疑います。黄疸は胆汁色素の「ビリルビン」が血液中に増えて、体を黄色に染めてしまう現象をいいます。「ウイルス性肝炎」「肝硬変」などの肝障害の他、胆道(胆嚢、胆管)の病気などが原因で起こるものです。

 

胆道のトラブルの多くは「胆石」が関与している場合がほとんどで、本来、十二指腸へ排出される「胆汁」の通り道に異常が出て、上手く流れて行かないことを意味します。膵炎などの膵臓の病気でも起こるため、「胆道がん」「膵臓がん」は共に要注意です。その他、赤血球が減少する「溶血性貧血」でも見られます。

 
黄疸
白目が黄色いのは肝臓病による黄疸かも!?
 

手が黄色いと感じたら?

まず、鏡で白目の部分が染まっていないかチェックします。というのも、黄疸は白目の部分からはじまり、皮膚の色を染めるにはその倍以上の血中ビリルビン量を必要とします。ですから、白目が先に染まっていなければ、問題ありません。ちなみに、ビリルビンは私たちの便の色を黄色に染めている物質でもあります。

 

みかんを食べ過ぎる人は少し控えるようにして下さい。決して健康を害するような成分は含まれていませんが、何ごとも度が過ぎるとよくありません。手が黄色い、足の裏が黄色いと悩んでいる人は尚更ですね。

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